犬の口内ケアについて

犬の歯垢を付着させない方法&歯垢を綺麗に取る方法

人間に歯垢が出来るように犬も歯に歯垢が付着します。さらに犬の場合は食後から約24時間以内に食べかすが歯垢になると言われています。また付着した歯垢は3日〜5日間で歯石へと変化すると言われています。このスピードは人間の3倍〜5倍。

歯垢や歯石は細菌の固まりですから、愛犬の歯や口腔に悪い影響を与えてしまいます。

いつまでも愛犬の歯とお口の健康を維持する為には、まず歯垢を付着させない事を考えていきましょう。ここでは愛犬に歯垢を付着させない為の生活習慣であったり、ついてしまった歯垢を綺麗に取る方法などをご紹介していきます。

歯垢を付着させない為のオーラルケア

ドッグフードの見直し

ウェットフード呼ばれる物はドライフードに比べて歯垢が付きやすいと言われています。愛犬の噛む力に問題がないようであればウェットフードからドライフードに変更することを考えていきましょう。

ウェットフードは水分量の多いドッグフードであり、とろみ目的で増粘安定剤など添加されているケースもあります。一方のドライフードは非常に水分量が少なく硬いためご飯の咀嚼回数が増えて、唾液が分泌量が多くなり口の中が唾液で洗浄されて歯垢がつきにくいとされています。

またドッグフードに含まれる食物繊維にも注目をしてみましょう。

食物繊維は歯の研磨作用の他に唾液分泌を整えたり、促進する作用があります。唾液の分泌が少ないなぁ〜と感じた場合は食物繊維の配合率が高いドッグフードを選ぶと変化が現れるかもしれません。また食物繊維は歯周病予防にも有効とされています。

愛犬が噛む玩具やグッズ

犬は噛むことで唾液の分泌量を増やしていきます。唾液は口の中を洗浄する大事な役割がある為、唾液をよく出す犬は歯垢がつきにくく、歯周病などになりにくいと言われています。

噛んで遊ぶ玩具やおやつとして与えるガムなども唾液の分泌を促すアイテムとして有効。できるだけ愛犬が気に入って長く使える玩具やおやつを見つけて与えるようにしましょう。

その他、生肉や骨も咀嚼回数が増えて唾液の分泌を促すと言われています。しかし、犬の歯は意外と脆く折れたり、破損しやすいです。あまりに硬い骨などを与えるのは注意しましょう。

デンタルケアを目的としたサプリメントや歯磨き粉

ふりかけるだけ、舐めさせるだけといった犬用のデンタルケア目的のサプリメント商品も多く販売されるようになりました。これらの目的は歯垢や歯石の付着を防ぐといったより、歯周病の原因となる悪玉菌の増殖を抑える目的で開発されています。

歯垢や歯石が溜まると悪玉菌も増殖されていくので、デンタルケアサプリメントを与えて歯周病予防を行う事も愛犬の歯とお口の健康を維持する為には有効です。

特にこの手の商品に配合されているのが乳酸菌となります。
乳酸菌は善玉菌の一種であり、細菌の中でも善玉菌を増やしておけば悪玉菌の増殖がしにくくなると言われています。また乳酸菌は人間の歯周病菌に対して積極的に働きかけていくといった報告もあり、犬に対しても一定の期待を持つ事ができます。

犬の歯に付着した歯垢を綺麗に取る方法

毎日の歯磨き

愛犬の付着した歯垢を綺麗に取り除く方法はやっぱり毎日の歯磨きを習慣化する事が一番です。

歯垢は食後から24時間以内に歯の表面に菌が付着してネバネバした物質となります。人間でも歯の表面がネバネバしている体験をした事がある人も多いはず。それが歯垢です。ただ歯垢は歯石と違い石灰化されておらず、軟らかい物質なので毎日の歯磨き(ブラッシング)で取り除く事が可能です。

ただ、厄介なので歯と歯の隙間に入ってしまった歯垢や歯周ポケットに入ってしまった歯垢です。人間と同じですね。しっかりと歯磨きをしないと隙間やポケットに入った歯垢を取り除く事は難しいです。

しっかりと歯磨きが出来ているか心配な場合は定期的に病院で受診して歯を見てもらう事も大切です。また上記で解説しているデンタルケア目的のサプリメントなどを使用して歯垢や歯石が原因となる歯周病予防や対策を事前にしておく事も愛犬の歯と口の健康維持には有効です。

歯みがきシートで歯垢取り

歯ブラシでの歯磨きを嫌がる犬も多いと思います。その場合は歯みがきシートやガーゼを利用して歯垢を取っていきましょう。

ただ、シートやガーゼでは歯と歯の隙間や歯周ポケットまで手が届かないのが難点。歯ブラシと比べて嫌がる犬も少なく、手間もないですが細かい部分の歯垢取りには不向きである事を覚えておいて下さい。

シートやガーゼでのブラッシングを覚えさせてから徐々に歯ブラシに変更をしていきましょう。難しい場合は定期的に病院の受診をしたり、デンタルケアサプリメントを利用して歯周病予防、対策を講じていきましょう。